商品開発 
新卒(37歳)

米澤 貴子

感性を重視する家だからこそ、ハードも万全じゃないといけない。

WHY WORK AT RC CORE?

BESSがBESSらしく、ユーザーハピネスを届けるために。

アールシーコアには特徴的な言葉がたくさんありますが、中でも最も共感しているのが「たかが家、されど家」や「家は道具」という言葉です。BESSの売りは、ソフト。つまり思想の部分であり、定量的な何かではなく感性で理解していただくもの。だけどやっぱり、その裏付けには必ずハード、つまり機能が必要です。BESSがブランドとして、胸を張ってソフトが売りであると言うためには、ハードが万全じゃないといけません。日常生活を安心して送る機能のない家で、いい暮らしなんてできませんから。だから普段仕事をする上でも、あくまで私がつくっているものは家なんだいうことは忘れないようにしています。世の中の住宅がハードを追求する中、BESSはソフトの価値を訴求していますが、そのどちらが正しいというのはきっとありません。一番大事なことは、BESSのブランドミッションである「ユーザーハピネス」に尽きると思います。ちゃんといい商品をお客様に届け、お客様が笑顔になってくれること。それを私たちは、BESSならではの「ソフト」によって作っていく。これからも変わらずBESSがそんなブランドであり続けられるように、BESSのハードを担う仕事を、意思を持ってこれからもやっていきたいと思います。

ROOTS原体験・入社の理由

直感が決心に変わった、先輩の姿。

三人兄妹と両親で暮らしていた実家。物心ついたときから、私は自分の部屋がないことに不満を感じていました。「一人の空間がある、こんな家に住みたい」。ポストに投函されるハウスメーカーの広告の間取り図の上に、自分の理想の間取りを上書きして、両親を困らせることも。自由な発想で自分の暮らしを考えていると、実家への不満は次第に住宅への関心に変わっていきました。そのままいけば建築学科に進んでいたかもしれません。でも大学を選ぶ時、私が興味があるのは建物それ自体よりも、人が暮らす営みなんだと気づき「生活科学部 生活環境学科」という学部へと進みました。就職活動では、よく名前を聞くハウスメーカーをひと通り受けたものの、働きたいと思った会社はゼロ。周りは内定をもらい始め、就職活動自体に嫌気が差しはじめていました。それでも働かない訳にはいかないか、と思い直し、もう一度ナビサイトを開いたときに見つけたのがアールシーコアでした。「何かここな気がする」。うまく説明できないんですが、そんな直感が働き、会社説明会へと足を運んでみたのです。説明会の後にはBESSの展示場“LOGWAY”での自由散策の時間があり、私は隅の暗いところで一人座っていました。その時、入社1年目の先輩に話しかけていただいて。入って半年なのに、自分の会社のことを自分の言葉で説明する姿に「自分も1年後こんなふうになりたいな」と思ったんです。この瞬間、ナビサイトを見ていた時に感じた直感は、入社への決心に変わりました。

WORK仕事紹介

自ら手を挙げて、やりたかった仕事へ。

新卒でアールシーコアに入社し、2年ほどLOGWAYの受付や、ホームナビゲーターにお客様をつなげる前の接客などを担当。その後、販社部門(FC部門)を経験したのち、自ら手を挙げて異動したのが現在も所属する商品本部です。商品本部は、開発する商品のハードをつくる部署。私は現場での設計の経験もなければ、建築学科を出ている訳でもありません。それでも商品をつくる仕事がしたくて、自分で勉強して2級建築士の資格を取得。商品本部へ異動したいことを会社に伝えました。この部署は、長年技術畑を経験している「専門家」のような人が集まっています。そんなメンバーがそれぞれ持っている強みや知識を集約して、ものをつくり上げていくことが日々の仕事です。でも一人未経験のままポンと入ってしまった私は、初めは何も出来ることがなくて焦ることばかり。企画開発の補佐をしながら少しずつ開発の勉強をさせてもらい、だんだんと自分で進められる範囲を増やしてきました。家をつくるのは、知識として覚えておかなければいけないことばかり。法律に関すること、安全性に関することも多いため「知らなかった」では済まされないことも多くあります。情報も常にアップデートされるので、10年経った今も自分からアンテナを高く学ばないと取り残されてしまう。そんな危機感を感じながら日々仕事をしています。

MY VALUESやりがい・大切にしている価値観

仕事をおもしろくするのは、自分の意思。

それぞれの強みを結集してものをつくる部署にあって、強みはなんですか?と聞かれると、いまだに私は答えに困ってしまいます。でも、働く中でこれだけは手放してはいけない、と思っているものがあります。それは、自分の意思。営業さん、現場の設計さん、お客様、色々な角度で様々な意見があがってくるため、それらを踏まえて「自分がどうしたいか」がないと、仕事の手触りを失ってしまうと思うのです。それに、BESSのつくる家は注文住宅ではなく、企画型住宅。新しいものをつくるときは、企画骨子やコンセプトを0から設計していきます。もちろん、はじめから正解なんて見えませんし、そもそも一つの正解なんてないのかなとも思います。だからこそ、いろんな情報をかき集めて「これが正解」と言えるものをつくっていくしかありません。それぞれの人がどうしてそう思っているのかをきちんと整理して、その上で自分が「これがいい」と思えるまで考え抜く。そうやって進められる人が一番強いと思いますし、そうやって仕事を進めていくことが、仕事を面白くしていくのだと思います。商品開発というと、華やかで、花形の部署に見えるかもしれません。でも日々の仕事は地味なことだって多いですし、一つひとつのことを着実に積み上げることでしか前に進むことはできません。新しい商品の企画は時間もかかるため、分かりやすい成功体験というのは見つけづらいかもしれません。でも、半期くらいのスパンで振り返ると、確実に自分の成長を少し実感できている。少しずつでも、自分の変化を感じられること。それが私のやりがいなんだと思います。

MESSAGE

ともに未来をつくる、有志たちへ。

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BUSINESS

感性マーケティングで、市場を創造する。

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人間の感性を喜ばせる、
退屈とは無縁な道のりが
待っています。